フィリピンの花と言えば、サンパギータ。
現地で小さなストリートチルドレンの女の子が
売っている、あの白い花だ。
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フィリピンの国花は
「サンパギータ」という花である。
「サンパギータ」やフィリピンで
「花を贈る」意味について紹介する。
フィリピンの国花、サンパギータについて。花言葉は?サンパギータの意味、花を贈る文化
サンパギータはフィリピンの国花であり、
タガログ語で「永遠の愛を誓う」
という意味がある。
これは花言葉でもある。
ジャスミンの仲間で、
香りが良くて香水や
石鹸などに使われている。
日本ではマツリカと呼ばれている為、
サンパギータの花を日本で探すなら、
マツリカで探した方がいい。
フィリピンでは比較的どこにでも
咲いている花だから、フィリピンへ旅行
したことのある人は1回は見たことがあるはず。
白く甘い香りのする花と、
永遠の愛を誓うという花言葉のおかげで、
女性や愛する人へプレゼントするのに人気。
もともとは、インド原産の
サンパギータだったが、
1934年にフィリピンの花になった。
それには悲しい理由があったようだ。
スペイン支配下になる
以前のフィリピンの時代。
敵対し合う2つの集落があり、
それぞれの集落には
統治していた領主がいた。
お互いの領主には男女の子供がいて、
敵対しあっているにも関わらず、
子供はお互い恋に落ちてしまったのだ。
満月の夜に隠れて二人は
会って愛を確かめあっていた。
しかし、戦争は激しさを増し、
男の方が亡くなってしまったのだ。
その寂しさからか女性の方は
病に倒れてしまい、
そのまま帰らぬ人となった。
最期に女性のいった言葉は、
男性が眠る横で一緒になりたい。
その約束を守り、二人は
同じ場所で埋葬されることになった。
永い時を経て、その集落は
無くなって別の町に変わった。
あるとき、ある場所へ行くと、
どこからか声が聞こえてくるという
噂が町で暮らす人の話題に。
その場所を掘り返すと、
そこにはあの戦争で亡くなった
男女の亡骸があった。
寄り添う二人の亡骸には一本の
花の根がくっついていて、その先に
サンパギータの花が咲いていたという。
この話が瞬く間に国内に広がり、
国花になったとされている。
フィリピン人の一途な愛と
サンパギータの花が永遠の愛を誓うに
ふさわしいものになった。
フィリピンで花束を贈る文化について紹介
フィリピンでは花を贈る文化があり、
結婚式や誕生日などの記念日に
男性から女性へプレゼントされている。
日本よりも花を贈るというのが
根付いている国であり、貰った側の女性は
満面の笑みで喜んでくれる。
女性側からすると花をもらうというのが、
ステータスでもあるのだろう。
日本人では考えられない
リアクションをしてくれる。
フィリピン人との交流がある人は
フィリピン女性に1度花束を贈ることで、
より仲良くなれるチャンスが訪れるハズ。
また、フィリピンにあるバキオという町では
毎年フラワーフェスティバルが開催されている。
町中に花びらが散りばめられ、
教会は建物を花で装飾される。
教会の周りはサンパギータが
一面に植えられていて、
甘くて良い香りが広がっている。
フィリピン人にとって花は特別で、
日本では考えられないぐらいの花屋さんが
連なっているところもある。
例えば首都マニラ付近にあるダングワ市場では、
日本の屋台のように軒連なっている
フラワーマーケットがある。
イベント前になると人々で溢れかえっている。
お金に執着のある文化なのか、
バレンタイン前日は2倍に跳ね上げた値段で
売られていることもあったりする。
値段は150~500ペソと、
フィリピン人にとっては高いが
それでも買う人がいるからすごい。
他にも既に花束にセットされている状態で
売られていることも花屋もあって、
花文化ならではの光景だといえる。
最後に気を付けた方がいい話をしておこう。
フィリピンには夜になると、
サンパギータの首飾りをした少女らが
道端で、花を売っている。
車が停まると、車内にいる人に声をかけ、
花を買ってくださいと
悲しい顔をして言ってくる。
確かに車内にサンパギータを飾ることは
良い匂いが充満し、
フィリピンではよくあること。
しかし、買ってはいけないのだ。
その少女らのバックにはマフィアがいて、
自分ら支払ったお金は少女らにいくとはなく、
マフィアに入ってしまうのだ。
基本的に海外で、夜運転中に
窓をあけることは止めて
おいたほうがいいだろう。
まとめ。フィリピンの花について
各国の国花には様々な意味が込められていて、
フィリピンの国花になった
サンパギータは悲しい話があった。
永遠の愛を誓いあったからこそ
生まれた国花だったのである。
フィリピンで時々合流する唐澤。
自分と同じく、女の子を喜ばせるのが
一番のモチベーション(笑)。
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